消費者金融でフリーターでもカードローンを利用できる？賢く返済するコツも紹介

アルバイトで生計を立てるフリーターの方も、貸付条件を満たす場合には、金融機関からお金を借りることが可能です。

この記事では、身近なローンであるカードローンを中心に、具体的にはどのような条件を満たせば申し込めるのか、詳しく解説していきます。

また、借りたお金を賢く返済するための４つのポイントについても解説するので、ぜひ参考にしてください。

フリーターの方も条件によってはカードローンのお借入は可能

フリーターとは、一般的に15～34歳の若年層で、すでに学校を卒業し、パートやアルバイトなどで生計を立てている人を指す言葉です。（出典：総務省）

フリーターの方も、貸付条件を満たす場合にはローンのお借入が可能です。フリーローンや目的別ローンなど、ローンには様々な種類がありますが、この記事では基本的に資金使途に制限がないカードローンを中心に説明していきます。

カードローンは、一般的に担保・保証人不要で利用でき、審査が早い点が特徴の金融商品です。ATMや振込を利用して、契約極度額の範囲内で繰り返し利用できます。資金使途も原則として自由で、交際費や生活費、レジャー費といった色々な目的で利用できるため、日々の暮らしに役立ちます。

多くのカードローンの貸付条件は、「20歳以上の方」、「安定した収入のある方」、「返済能力のある方」などとなっており、雇用形態を問わず貸付条件を満たしていれば、アルバイトやパート、フリーターの方も申し込むことが可能です。

カードローンの利用には審査が必要

カードローンの審査では、書類の提出が必要になることがあります。

アコムでは、運転免許証やマイナンバーカード、パスポートなどを本人確認書類として提出します。

書類を提出する方法は、スマホアプリやWeb（アップロード）、FAX、郵送、自動契約機（むじんくん）があります。特に、お借入をお急ぎの方におすすめしたいのは、スマホアプリからの書類提出です。

スマホアプリからの書類提出の場合は、自動契約機（むじんくん）への来店不要で本人確認書類1点のみでのお申し込みが可能です。少ない書類でのお申し込みをご希望の方は、ぜひスマホアプリをご利用ください。

また、カードローンの審査では、申込者が申告した勤務先で働いていることを確認するために、在籍確認が実施される場合があります。

アコムでは、原則、電話による在籍確認を実施しません。もし実施が必要になる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありません。

また、在籍確認を実施する場合には、お客さまのプライバシーに配慮し、ご本人以外の第三者に知られることがないよう、アコムとは名乗らず必ず個人名で連絡します。電話をかける担当者が男性か女性かなどのご希望にもできる限り配慮します。

フリーターでも条件を満たせば利用できるアコムのカードローン

アコムは、20歳以上の方で安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方であれば、アルバイトやパートの方もご契約いただけます。

アコムのカードローンは、様々なご職業の方に、ご自身の収入に応じた無理のないプランでご利用可能です。アルバイトやパート、主婦（夫）、フリーター、契約社員や派遣社員でも、安定した収入があれば、活用できます。

関連リンク：カードローンの即日融資とは？即日お金を借入れるために押さえておきたいコツやポイントも紹介

カードローンの審査に通らない主な理由は？

フリーターであっても貸付条件を満たせばカードローンに申込することは可能ですが、返済能力や信用情報に問題があると審査に通らないこともあります。

ここでは、カードローンの審査に通らない主な原因として考えられることを4つご紹介します。

貸付条件を満たしていない

消費者金融でも銀行でも、カードローンに申込むには各社が設定している貸付条件を満たす必要があります。 詳細な貸付条件は会社によって異なりますが、主な要件は「年齢」「安定した収入」の2つです。

例えばアコムの貸付条件は以下のとおりです。
  20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方で、当社基準を満たす方


関連リンク：カードローンの審査基準は？審査内容や必要な書類、申込時の注意点も紹介

他社の借入が多い

他社での借入が多い場合、カードローンに申込んでも審査に通らない可能性があります。

これは貸金業法により、消費者金融や信販会社などの貸金業者の貸付には、「総量規制」と呼ばれる借入の上限額が設定されているためです。

総量規制は、「利用者の年収3分の1を超える貸付」を禁止する規制のことです。

例えば年収300万円のフリーターの方の場合、最大100万円まで借りることができますが、他社で借入がある場合、借入できるのは「他社の借入を含め利用者の年収3分の1まで」です。

また、すでに他社で総量規制に達する金額の借入がある場合、総量規制により、新たなカードローンの借入はできません。

信用情報に問題がある

カードローンやクレジットカードを利用すると、契約情報や利用状況、貸付金額、返済状況などが信用情報機関に記録されます。

カードローン会社は審査の際に信用情報を確認しますが、返済の延滞など過去に何らかのトラブルを起こして信用情報機関に異動情報として記録されていると、審査に通らない可能性があります。

いまの時点で何らかの延滞を起こしている場合、まずは延滞している金額を把握して返済しましょう。

関連リンク：カードローンを利用すると信用情報に傷がつく？影響や登録期間についても解説

借入する際にしてはいけないこと

せっかく申込んでも、いずれか1つでも行動に移してしまうと審査に通らなかったり、トラブルに巻き込まれたりするため注意が必要です。

虚偽申告をしない

カードローンに申込む際、虚偽の申告は絶対にしてはいけません。

例えば、以下のような申告をすると虚偽申告にあたります。

虚偽の申告をするとカードローンを提供している金融機関や審査担当者からの信用を失い、審査に通らない可能性が高くなります。

複数申込をしない

カードローンに申込む際、複数の金融機関に同時に申し込まないように注意が必要です。返済の延滞だけではなく、申込み履歴も信用情報機関に登録され、消費者金融や銀行などの金融機関は審査時に申込者の信用情報を必ず確認します。

短期間のうちに何社にも申込むと「お金に困っている＝返済能力がない」と判断されてしまい、審査に通らない可能性があります。

無登録業者は利用しない

カードローンに申込むとき、無登録の業者は絶対に利用しないようにしましょう。「審査なし」「消費者金融の審査に落ちても融資OK」といった謳い文句で営業している貸金業者は無登録違法業者の可能性が高いです。

そのような業者からお金を借りると、貸金業法や利息制限法を守らない法外な利息を請求される可能性や自宅や職場に取り立てが来る可能性もあります。

無登録業者かどうかを確認するには、公式サイトなどに記載された貸金業登録番号を確認してみましょう。 貸金業登録番号を金融庁「登録貸金業者情報検索サービス」で検索してみると、正規の貸金業者なら検索結果が表示されます。

公式サイトで貸金業登録番号がない、あるいは「登録貸金業者情報検索サービス」で検索しても表示されない場合は無登録業者と判断できます。

借りたお金を賢く返済する4つのポイント

カードローンでお金を借りると、ご返済が始まります。上手にご返済するための4つのポイントについて見ていきましょう。

①eメールサービス、スマホアプリの通知サービスを利用する

アコムでは、「ご返済期日の3日前」と「ご返済期日の当日」、「ご返済期日経過後のご返済」をeメールで通知するeメールサービスをご利用いただけます。

eメールサービスのご利用で、返済日のうっかり忘れを予防できます。アコムの会員サービスから、いつでもeメールサービスのご登録が可能です。

また、アコムのスマホアプリをインストールしている場合は、プッシュ通知でお支払い日をご確認いただくこともできます。3日前と当日に通知されますので、返済日の管理にぜひお役立てください。

②インターネット返済を利用する

インターネット返済のご利用で、いつでも自宅や外出先からのご返済が可能です。 アコムのカードローンでは、インターネットからのお手続きだけでお客さまの金融機関口座からご返済いただけます。原則24時間、いつでも返済可能です。 インターネット返済は、お振込手数料無料で土日祝日もご利用できます。手数料をかけない返済方法をご希望の方も、ぜひご利用ください。

③早めのご返済で利息を減らす

アコムでは、返済期日前のご返済も可能です。

例えば、毎月の返済日よりも5日早く返済すると、その月の利息を5日分減らすことができます。さらに、インターネット返済やアコムのATMを利用すれば、返済時の手数料も不要です。

④返済シミュレーションを利用する

カードローンをご利用する際は、シミュレーションをご利用して返済計画を立てておきましょう。

アコムでは、2種類の「ご返済シミュレーション」をご利用いただけます。

「毎月の返済金額はどのくらいになるのか？」を知りたい方は返済金額シミュレーション、「月々で考える返済金額だと返済回数がどのくらいになるのか？」を知りたい方は返済回数シミュレーションをご活用ください。

まとめ

アコムのカードローンは、貸付条件を満たす方であれば、アルバイトやパート、フリーターの方でもご利用いただけます。

アコムでのご契約がはじめての方は「30日間金利0円サービス」が適用され、ご契約の翌日から30日間は無利息でお借入が可能です。

ご紹介した4つの返済のコツを参考に、計画的な返済にお役立てください。

監修者：高柳　政道

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、DCプランナー2級 金融コラムニストとして資産運用・生命保険・相続・ローン商品・クレジットカードなど多岐にわたる執筆業務と監修業務に携わり、関わった記事案件は500を超える。 企業に属さないFPとしても活動し、客観的な立場から投資・保険商品の選び方を中心に情報発信を行う。