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2024.10.24

利息とは?金利や利子との違いや計算式、返済期間との関係も解説 wave

お金を借入すると、対価として利息が発生します。

元本に対する利息の割合は、「金利」と呼ばれます。カードローンでは、設定された金利をもとに、支払う利息の金額が算出されます。

この記事では、利息と利子の違いや、利息の計算方法などを解説します。カードローンを利用する前には、利息の仕組みを理解しておきましょう。

  1. 利息とは
  2. 金利・利子と利息の違い
  3. 金利と利回りの違い
  4. クレジットカードのキャッシングやカードローンの利息額と上限金利
  5. 利息の計算方法
  6. 期間中は無利息となる「無利息期間」について
  7. まとめ

利息とは

利息とは、金銭の貸借に対して支払われる対価のことです。カードローンやクレジットカードのキャッシングを利用すると、借入期間に応じて利息が発生します。

アコムでは、利息は借入残高(元金)と貸付利率(実質年率)、利用日数分をもとに計算します。そのため、早く返済するほど利息額は少なくなります。

金利・利子と利息の違い

金利と利息のイメージ画像

利息に関連して、「金利」や「利子」といった用語があります。似た言葉ですが、それぞれの意味にはどのような違いがあるのでしょうか。

ここでは、金利、利子と利息の違いを説明します。

金利とは

金利とは、「借りたお金に対する利息の割合」のことです。カードローンごとに金利が設定されており、利息額の計算に用いられます。一般的に、契約極度額が高くなるほど、低い金利が適用される傾向にあります。

アコムのカードローンでは、契約極度額に応じて適用される貸付利率(実質年率)が決まります。

利子とは

利息の類義語として、「利子」という言葉があります。

利子とは、利息と同様に、金銭の貸借に対して支払われる対価のことです。貸す側が貰う対価を「利息」、借りる側が支払う対価を「利子」として使い分けられることもあります。

カードローンでは、貸す側・借りる側を問わず、「利息」の表現を使うことが一般的です。

利子と利息の慣用的な使い分け方

一般的な「利子」と「利息」の使い分け方として、「利子」とは、お金を貸し借りした場合に、借りた側が貸したお金に対して支払うお金のことを指します。つまり、借りた側が貸したお金を利用するために支払う金額のことを言います。

 一方、「利息」とは、お金を貸し借りした場合に、貸した側が貸したお金に対して受け取るお金のことを指します。つまり、貸した側が貸したお金に対して利益を得ることができる金額のことを言います。

例えば、AさんがBさんに10万円を貸したとします。この場合、Aさんは10万円を貸し出したことになるため、Bさんから利息として利益を得ることができます。一方、Bさんは10万円を借りたことになるため、Aさんに元金としてお金を返す他に利子としてお金を支払う必要があります。

したがって、「利子」とは借りた側が支払う利用料金、「利息」とは貸した側が受け取る利益を一般的には指します。

利子と利息の金融機関での使われ方

利子と利息は、金融機関では以下のように使われることが多いです。

【金融機関における使い分け】
・「利子」 
  銀行などの金融機関が預金者に対して支払う利益のことを指します。また、投資商品の利益なども「利子」と呼ばれる場合があります。 
  ・「利息」
金融機関が貸し付けた資金に対して、借り手が返済時に支払う対価のことを指します。また、延滞金や遅延損害金なども「利息」と呼ばれる場合があります。 

金利と利回りの違い

投資や貸し借りなどの金融取引において、金利と利回りは重要な指標となります。以下では、金利と利回りの違いについて詳しく説明していきます。   

まず、金利は、貸し付けた資金に対して支払われる利息の割合を表す指標です。銀行預金の金利や住宅ローンの利率、債券や国債の金利など、貸し付けや借り入れに関する利息の割合を表します。 一方、利回りは、投資元本に対する収益率を表す指標です。株式や債券、不動産などの投資において、投資元本に対して得られる収益を元本に対する割合で表します。   

金利と利回りの違いは、金利が貸し付けた資金に対する利息の割合を表すのに対して、利回りは投資元本に対する収益率を表す点にあります。また、金利は契約に基づいて定められることが一般的ですが、利回りは投資先の状況によって変動するため、予想される収益率を求める場合に使用されます。このように、金利と利回りは異なる指標であり、それぞれの用途に応じて適切に使用されます。

クレジットカードのキャッシングやカードローンの利息額と上限金利

クレジットカードのキャッシング枠やカードローンは、現金が必要なときに手軽に借りることができる便利なサービスです。しかしながら、借りたお金には利息が発生します。利息は、借りた金額に対して、一定の期間ごとに発生する貸付利息です。

金利は、クレジットカード会社や銀行によって異なりますが、貸金業法により上限金利が設定されています。クレジットカードのキャッシング枠やカードローンの場合、上限金利は年20%です。

しかし、上限金利はあくまでも法律で定められた最大金利であり、金利の実際の設定は金融機関やカード会社によって異なります。また、振込手数料などの手数料も発生することがあるため、利息だけでなく総合的なコストを考慮して商品選択を行うことが重要です。また、キャッシング利用時の返済が遅延した場合は、遅延損害金も発生するため、返済期限を守ることも大切です。 

関連リンク:カードローンの上限金利とは? ご契約極度額との関係についても解説

利息の計算方法

利息は、「借入残高×借入利率÷365日×利用日数=利息」の式で計算できます(※1)。

(※1)借入の当日は利用日数に含まれません。
(※1)うるう年は、365日が366日になります。

カードローンの返済の基本は、毎月一定の金額を支払う分割返済です。返済のたびに借入残高が減っていくので、各回で支払う利息額を計算するためには、各回の返済時点での借入残高を把握する必要があります。

毎月支払う最少返済額は一定でも、その内の利息充当分の割合は一定ではありません。はじめてカードローンの利息を計算する方は、この点を少し難しく感じるのではないでしょうか。

そこで役に立つのが、一部のカードローンで展開されている返済シミュレーションサービスです。借入金額、金利、返済回数など、いくつかの情報を入力するだけで、簡単に各回の返済額や利息額を試算することができます。

アコムでも「ご返済シミュレーション」を利用することができます。

「毎月の返済金額はどのくらいになるのか?」、「月々で考える返済金額だと返済回数がどのくらいになるのか?」など、様々なパターンで返済額や利息額をシミュレーションすることが可能です。

返済期間と利息の関係

利息は、利用日数に応じて日割りで発生するため、短期間の利用であれば利息額は少なくなります。ここでは、アコムの「ご返済シミュレーション」を活用して、返済期間の差によって生じる支払額の違いを試算してみました。

まず、10万円を実質年率18.0%で借入して、3回で完済した場合の利息額は3,014円です。次に、10万円を実質年率18.0%で借入して、1回で完済した場合の利息額は1,500円。2ヵ月早く完済することによって、利息額を約2分の1まで抑えることが可能になります。

返済期間が短いほど、利息額を節約できます。返済資金に余裕があるときは、任意返済や一括返済を活用して早期の完済を目指しましょう。

期間中は無利息となる「無利息期間」について

一部の消費者金融では、初回限定で「無利息期間」が設けられており、期間中は無利息で利用できます。利息を抑えてカードローンを利用したい方にとっては、ぜひ検討したいお得なサービスです。

アコムでは、ご契約日の翌日から30日間は無利息でお借入が可能になる「30日間金利0円サービス」を展開しています。対象条件はアコムでのご契約がはじめての方で、対象商品はカードローンです。

無利息期間中にできるだけ多くの金額を返済するほど支払う利息の総額は少額になるので、短期返済が可能な方には特におすすめしたいサービスです。

まとめ

利息のまとめをイメージした画像

お金を借入すると、対価として利息を支払う必要があります。

利息の計算式は、「借入残高×借入利率÷365日×利用日数=利息」です。利用日数が長くなるほど、利息の金額も増えて行くので、利息を節約するには早めの完済を目指しましょう。

また、賢くカードローンを利用するためには、事前に利息を計算しておくことが大切です。

ご返済シミュレーション」を利用すれば、返済金額や返済回数、各回の利息額や利息総額を簡単に試算ができます。様々なパターンの返済プランをシミュレーションして、返済計画に役立てましょう。

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